テレワークで中間管理職を無くす試み

新型コロナウィルス禍の中、昨日NHKでテレワークでの働き方を変えていく内容の番組が放送されていました。放送で紹介されていた企業はIT系ばかりだったと思うのですが、内容は「中間管理職無くす」であったり「オフィスを無くす」「テレワーク中でサボっているかを監視する」など過激なものが多く取り沙汰されていました。わたしも現在、まるでフリーエージェントのように休業中とテレワークを繰り返しています。正社員ではあるものの、仕事があるときだけテレワークし仕事がなければ休業という厳しい生活です。


そのNHKの放送を見た感想なのですが、紹介されていた企業ではわたし自身こういう会社では勤まらないと思いました。まず、サボっているか監視される社会なんてまるでジョージ・オーウェルの1984の中に出てくるビッグブラザーのテレスクリーンみたいで主人公は恐怖に怯えながら日記を書くように監視の目をくぐり抜けながらテレワークしないといけないのは普通にオフィスで働くより苦痛だろうと思います。しかも、わたしの場合考えることが多いので、実際仕事している時間でいうと2時間ほどだろうと思っています。ただ何も考えずに業務だけを遂行するだけの世界になってしまいそうですね。それ以外にも中間管理職を無くすIT会社も出てきていてそこは従業員と経営者だけで組織ができていましたが、これに関しても従業員としては夢が持てるのか?と少し疑問になりました。そういう会社にいると一生平社員として働き夢もなくただ業務を実行するだけになりそうです。といってもテレビ番組なのである程度脚色されているとは思うのですが、それが事実ならコロナパンデミック以降の従業員としての未来は暗いですね。