検索に頼ってなにも考えなくなったひと

インターネット検索エンジンは、キーワードを入れることで瞬間的に答えが出せるすごくいいツールです。
ビジネスでは会議なので、わからない部分を検索し瞬時に対応することも可能です。しかし、この世の中「検索エンジン」に頼りすぎているのではないのかと思うことがあります。


例えば、会話の中で人物に関する話題が出た場合でも、わからなければすぐに「Google検索」します。検索した結果だけですべてを判断しているように思います。
有名な作家など名前とタイトルだけを検索して、あたかも自分はこの作家のことをすべて知っているように答えます。タイトルだけでは書籍のなかみや意図などまったく把握することはできないですし、その作家の言いたかったことも理解できません。
キーワードだけで要所々々だけを掬い取る今の考えでは、何も考えていない人です。
気になる作家はタイトルだけではなく紙の本として読むべきなのです。そして、その本の情報から自分のあたまで整理して考えることが必要です。